キャリア甲子園2021決勝大会総括レポート


2022年3月13日をもって閉幕したキャリア甲子園2021。決勝に至るまでの道のりと、決勝大会の模様をお届けする。

大会全体参加者内訳

日本全国から6,643名、1,738チームの応募が集まったキャリア甲子園2021。毎年の常連校に加え、新しく参加する高校も。全国規模の大会となっている。

攻略イベント開催

2021年夏休みから攻略イベントをオンラインで各種開催。歴代ファイナリストが登場する「勝者の思考法」、そして決勝大会審査員の宇田さんやキャリア甲子園出身の学生起業家が登壇した「アントレプレナーセッション」など、キャリア甲子園に挑戦する全国の高校生に新たな視点やヒントを提供した。

書類審査、プレゼン動画審査結果

こうして開催されたキャリア甲子園2021。第一次審査である書類審査時点から高い競走倍率となったが、書類審査は各社20、プレゼン動画審査は各社7チームを選出。
書類審査結果
プレゼン動画審査結果

敗者復活戦カロリーメイト杯

2021年度大会から新たに敗者復活戦を開催。大塚製薬様のサポートを経て、カロリーメイト杯として各企業テーマ3チームずつノミネート。敗者復活戦は準決勝と同様にオンラインでのプレゼンテーションバトル。審査は運営事務局が行なった。敗者復活戦に勝つと一気に準決勝まで駒を進めることができる。白熱したプレゼンバトルが行われ、各テーマ1チームずつが準決勝大会に進んでいく。
カロリーメイト杯

準決勝大会

今年もオンラインで開催された準決勝大会。新型コロナウィルス感染拡大への対応のためでもあるが、オンラインでのプレゼンテーションをする機会が今後の社会は増えていくことを踏まえ、高校生にもオンラインでいかに自分達のプランを見せていくかを体験してほしいという狙いもあった。こうして全48チームが準決勝大会に参加し、ファイナリスト6チームが決定した。

準決勝大会フォトライブラリ

決勝大会

長い道のりを経て迎えたキャリア甲子園2021決勝大会。会場は池袋Harevutai。決勝大会の様子はニコニコ生放送の公式番組として全国ネット生配信された。

開演前の様子

参加者は内閣府と業界団体により策定された「ライブハウスにおける新型コロナウイルス 感染症対策ガイドライン」を遵守し開催。参加者、運営スタッフ全員の検温と身元チェック、また待合時の不織布マスク着用及び登壇時のアクリルパーテーションと感染予防をした上で開催された。

東京電力代表|葵まる(ぐんま国際アカデミー高等部)

キャリア甲子園2021決勝大会プレゼンのトップバッターを務めたのはぐんま国際アカデミー高等部の「葵まる」。長年学校として取り組みつつも突破できなかった準決勝の壁を破り、見事同校初の決勝大会進出。群馬県ではその快挙も報道され、学校、企業、そして地元の期待を背負って決勝大会の舞台に立つ。カーボンニュートラルを「我慢しなければならない」から「貢献すると徳をする」という価値観の転換を目指したプレゼンテーションを披露した。

鹿島建設代表|kumonecta(清風南海高等学校)

2019年度大会で初の決勝進出を決めながらも新型コロナウィルスの影響で決勝大会が中止になり、悔しい思いをした清風南海高等学校。その想いを受け継ぎ、見事決勝に進出したkumonecta。鹿島建設がこれまで大事にしてきた「進取の精神」を踏まえ、「環境の鹿島」へ進化するための新サービス、森林投資アプリの「Green Touch」を提案した。

コーセーコスメポート代表|チーターズ(国際基督教大学高等学校)

高校生活最後に何か挑戦したいという思いで参加した国際基督教大学高等学校3年生チーターズ。同校としては2017年以来の決勝大会進出。チーターズは書類審査で敗退するも敗者復活戦で準決勝のチケットを掴み取り、そのまま企業代表に選ばれ決勝進出を果たした。高校生の生活習慣やインサイトを踏まえ、実現可能かつ効果的なマーケティング施策を提案。

バイエル代表|そあにすと(渋谷教育学園幕張高等学校)

渋谷教育学園幕張高等学校は学校として初参加。そして見事決勝大会に進出した。それがバイエル代表、女子3人組のそあにすと。地理の授業がきっかけで農業に興味を持ったというそあにすとは、地球温暖化によって引き起こされる世界的な土地汚染の問題をビジネスプランに昇華していった。グローバルカンパニーであるバイエルの強みを生かした地球規模の壮大な提案を披露してくれた。

生命保険協会代表|GRAY(真和高等学校)

過去に2回、ファイナリストを輩出している真和高校のGRAYは、先輩方の話を聞いて結成されたチーム。実は昨年度大会も参加しており、その時は準決勝で敗退。悔しさをバネに同じチーム、同じメンバーで挑戦し、見事決勝進出を果たした。全ての企業テーマに取り組んだ上で「自分達にとって身近なテーマは何か」を考え生命保険協会のテーマに絞り、女性の生理に関するサポートを行うサービスを提案した。

LG Electronics Japan代表|たこやきーず(慶應義塾湘南藤沢高等部)

たこやきーずは同じクラスメイトながらほとんど喋ったことがないメンバーもいる、という珍しいチームだった。経済格差が学力や経験の格差がつながる、とした上で、子供が能動的に参加できる学びの機会を提案。そしてその機会にLG gramの特徴を絡め、マーケティングプランとして統合していくというプレゼンテーションだった。

視聴者賞&審査員特別賞

全チームプレゼン終了後、審査員による審査とは別に、ニコ生視聴者が投票する「視聴者賞」を今年も実施。人気投票は割れたが、清風南海高等学校のkumonectaが視聴者投票一位を獲得。そして審査員が選ぶ「審査員特別賞」には国際基督教大学高等学校のチーターズが選ばれた。

総合優勝

キャリア甲子園2021のグランプリは真和高等学校のGRAYだった。本人たちの当事者としての意識を社会全体への問題提起へと昇華したその視点に評価が集まった。
優勝を告げられた瞬間に、メンバーの歓喜の声が響き渡る。キャリア甲子園史上、初となる九州のチャンピオンが誕生した。

こうして全ての賞が出揃い、キャリア甲子園2021は閉幕。各賞受賞者には副賞としてカロリーメイト賞が贈られ、総合優勝のGRAYには一年分のカロリーメイトが贈呈された。

集合写真

大会の様子

大会総括

8回目の開催となったキャリア甲子園2021がスタートしたのは2021年6月。2021年は東京オリンピックが開催されつつも、新型コロナウィルスによる社会不安が続き、緊急事態宣言が断続的に続く1年間でした。
コミュニケーションの基盤がオンラインに移行していくなど、社会システム全体がアップデートされ、人々がそれに順応していく年だったともいえます。

そうした環境下で開催されたキャリア甲子園2021の大会テーマは「Re:creation」。これまでの社会の歩みを踏まえつつ、未来のために新しい価値を再定義していこう、というメッセージが込められていました。また、キャリア甲子園史上初となる敗者復活戦も開催。もう一度戦うチャンスを大会システムの中に組み込み、18チームがエントリーしました。キャリア甲子園に挑戦する全ての高校生を応援するために、長年スポンサーをしていただいている大塚製薬様のカロリーメイトが冠協賛として大会全体をサポートいただきました。

毎年同様の高い倍率の書類審査から緊張感あふれる準決勝大会を勝ち抜き、決勝大会に進んだファイナリスト。
過去にも決勝大会に出場したことのある学校や、悲願の初出場を決めた学校など、それぞれにドラマを持ちながら素晴らしいプレゼンテーションを披露してくれました。

結果的に総合優勝に輝いたのは、3度目の決勝大会進出となった真和高等学校の「GRAY」(3回のうち1回はコロナで決勝大会自体が中止となった2019年大会)。GRAYは過去のファイナリストの先輩方に話を聞いてキャリア甲子園2020に挑戦し準決勝で敗退。悔しさをバネに同じメンバー、同じチーム名で再度挑戦したのがキャリア甲子園2021でした。

過去の延長線上にしか、未来は描けません。そして過去から未来へ続けること自体にも強い意志と決断が必要です。
挑戦を2020年で辞めず、再度挑戦の末に総合優勝を勝ち取ったGRAYは、大会テーマそのものを体現していたのかもしれません(結果論ですが)。

ご参加いただいた高校生の皆様、ご指導ご協力いただいた先生、保護者の皆様、そしてご協賛いただいた全ての企業・団体様。
本当にありがとうございました!(キャリア甲子園運営事務局)

キャリア甲子園2021大会概要

主催:株式会社マイナビ 未来応援事業本部 学生の窓口事業部
制作・運営:株式会社Strobolights

参加者数:6,643名
参加チーム数:1,738チーム

スペシャルパートナー:大塚製薬
パートナー:鹿島建設株式会社/コーセーコスメポート株式会社/一般社団法人生命保険協会/東京電力ホールディングス株式会社/バイエルホールディング株式会社/コーセーコスメポート株式会社/LG Electronics Japan株式会社
コラボレーションパートナー:ロクシタンジャポン株式会社/BBT大学

参加高校一覧(学校応募・個人応募)

■北海道・東北エリア
大谷高校/札幌新陽高等学校/聖ウルスラ学院英智高等学校/仙台市立仙台青陵中等教育学校/日本大学東北高等学校/北海道札幌国際情報高等学校/北海道立札幌南高等学校/宮城県仙台二華高等学校/宮城県農業高等学校/山形県立東桜学館高等学校/立命館慶祥中学校・高等学校

■北陸・甲信越エリア
片山学園高等学校/富山県立高岡商業高等学校/新潟県立高田高等学校/富士学苑高等学校

■関東エリア
アメリカン・スクール・イン・ジャパン/茨城県立古河中等教育学校/浦和明の星女子高等学校/江戸川学園取手高等学校/桜蔭高等学校/鷗友学園女子中学高等学校/お茶の水女子大学附属高等学校/開智学園中学・高等学校/かえつ有明高等学校/学校法人山崎学園富士見中学高等学校/角川ドワンゴ学園S高等学校/神奈川県立大船高校/神奈川県立神奈川総合高等学校/神奈川県立元石川高等学校/神奈川県立横浜国際高等学校/神奈川県横浜栄高等学校/鎌倉女学院高等学校/川越女子高等学校/吉祥女子高等学校/クラーク記念国際高等学校 東京キャンパス/ぐんま国際アカデミー高等部/慶応義塾湘南藤沢高等部/慶應義塾女子高等学校/佼成学園高校/国際基督教大学高等学校/埼玉県立越谷北高等学校/埼玉県立坂戸高等学校/埼玉県立滑川総合高等学校/栄東高等学校/桜丘中学高等学校/品川女子学院/芝高等学校/渋谷教育学園渋谷高等学校/渋谷教育学園幕張高等学校/淑徳巣鴨高等学校/昭和鉄道高等学校/白百合学園高等学校/聖学院中学校高等学校/成城学園高等学校/清真学園高等学校・中学校/清泉インターナショナルスクール/千葉明徳高等学校/筑波大学附属高等学校/筑波大学附属坂戸高等学校/桐蔭学園高等学校/東海大学付属相模高等学校/東京学芸大学附属高等学校/東京学芸大学附属国際中等教育学校/東京純心女子高等学校/東京大学教育学部附属中等教育学校/東京都市大学等々力高等学校/東京都農業大学第一高等学校/東京都立大田桜台高校/東京都立小岩高等学校/東京都立小山台高校/東京都立西高等学校/東京都立日比谷高等学校/東京都立雪谷高等学校/東京都立両国高等学校/桐光学園高等学校/豊島岡女子学園高等学校/都立上水高校/白鵬女子高等学校/広尾学園中学校高等学校/富士見中学高等学校/武相高等学校/文京学院大学女子高等学校/細田学園中学校高等学校/本郷学園中学校高等学校/本庄東高等学校/三浦学苑高等学校/三田国際学園中学校・高等学校/武蔵高等学校/武蔵野大学高等学校/武蔵野大学附属千代田高等学院/明治大学付属中野高等学校/八千代松陰高等学校/横浜商科大学高校/早稲田大学高等学院/早稲田実業学校/和洋九段女子中学校高等学校

■東海エリア
愛知県立愛知商業高等学校/愛知県立城北つばさ高等学校/愛知県立半田商業高等学校/愛知高等学校/暁高等学校3年制/桜花学園高等学校/海陽中等教育学校/学校法人安城学園 安城学園高等学校/学校法人桜丘学園桜丘高等学校/学校法人桜丘高校/クラーク記念国際高等学校 岐阜駅前キャンパス/クラーク記念国際高等学校 静岡キャンパス/静岡県立韮山高等学校/東海学園高等学校/西大和学園高等学校/三重県立宇治山田商業高等学校/名城大学附属高等学校/麗澤瑞浪高等学校

■関西エリア
大阪医科薬科大学高槻高等学校/大阪学芸中等教育学校/大阪教育大学附属高等学校池田校舎
/大阪府立柴島高等学校/大阪府立大学工業高等専門学校/華頂女子高等学校/京都共栄学園高校/京都産業大学附属高等学校/京都市立西京高等学校/京都精華学園高等学校/京都先端科学大学附属高等学校/甲南女子高等学校/神戸女学院高等学校/甲陽学院高等学校/小林聖心女子学院高等学校/三田学園高等学校/須磨学園高等学校/清風南海高等学校/高槻高校/帝塚山高等学校/灘高等学校/西大和学園高等学校/花園高等学校/兵庫県立神戸高等学校/兵庫県立姫路商業高等学校/報徳学園高等学校/桃山学院高等学校/洛南高等学校/立命館守山高等学校

■中国・四国エリア
愛媛県立松山東高等学校/近畿大学附属広島高等学校東広島校/野田学園高等学校/広島学院高等学校/広島県立三次高等学校/広島大学附属高等学校/AICJ中学・高等学校

■九州・沖縄エリア
鹿児島実業高等学校/学校法人川島学園れいめい高等学校/熊本高等学校/昭和薬科大学附属高等学校/真和高等学校/筑紫女学園高等学校/長崎県立諫早高等学校/福岡工業大学附属城東高等学校/宮崎県立宮崎大宮高等学校/

■海外・その他
Burnaby Mountain Secondary School/Cashmere High School/Kalani High School//N高等学校/Stone Ridge School of the Sacred Heart