参加者の声

平林 志康(Harvard University)

キャリア甲子園の参加者は4000人以上。

高校生が腕試しをする最高の機会だ。

この文章をご覧になっている方の多くは既にキャリア甲子園に出場することを決めているかと思うので、僕からは僕達がキャリア甲子園を勝ち抜く上で重視した3つのポイントを伝えたい。

1、チームワーク
準備段階での分担は勿論、プレゼンはお互いを信用できていなくては成功しない。また、正直に意見をぶつけられる仲間でなければ、全員が満足するものが作れない。
皆さんもぜひ、最も信頼を置ける親友とチームを組んで頂きたい。

2、大人からのアドバイス
キャリア甲子園では予選、準決勝、決勝と、駒を進めれば進める程、アイデアの欠点を厳しく突っ込まれる。
その際、事前に先生や周りの大人から助言をもらったかどうかが響いてくる。
僕達は、放課後や昼休みに学校で理科の先生と相談し、バイエル社で社員の方々から夜遅くまでアドバイスももらった。
そのお陰でアイデアは急成長し、本番での質疑応答も想定でき、対応には困らなかった。

3、実現可能性と斬新さのバランス
ビジネスアイデアを考える時に、やはり重要なのがこの2つだ。
これらの両立は難しいが、だからこそこれらを併せ持つアイデアを創れるかどうかが、紙一重の勝敗の差を分けるのだ。

上記の3点を是非とも参考にして頂きたい。

ここまでアドバイスをして来たが、最終的な勝利の方程式はチームによって異なる。

皆さんには、時間をかけ、試行錯誤をし、頂点「EVEREST」を目指してほしい。

平林 志康(聖光学院中学校高等学校 3年生)
キャリア甲子園2018、バイエル代表「EVEREST」リーダー。
2万人の参加動員を記録した2018年聖光祭実行委員長。TEDxYouth@Tokyoにも登壇経験がある(TEDの様子はこちら)。
キャリア甲子園2019では同校初となる決勝大会に進出。惜しくも優勝は逃したが、審査員特別賞を受賞した。
2020年秋から、ハーバード大学に進学予定。



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